ソフウェーブのほうれい線への効果:肌のハリ型 vs たるみ・ボリューム型?

ほうれい線の原因を先に見極めることが先決!

ほうれい線が気になってリフティングを調べていると、一度はソフウェーブについて調べることになります。

しかし、ここで一つ迷うポイントがあります。

「ソフウェーブを受けると、ほうれい線は実際に薄くなるの?」

ほうれい線は、人によって形がかなり異なります。肌のハリが失われて小じわのように深くなる人もいれば、頬がたるんで口元に長く影が落ちる人もいます。肌が薄くなったりボリュームが減ったりして、しわがより目立って見える場合もあります。

そのため、ほうれい線があるからといって、すべて同じ方法でアプローチすることはできません。

ソフウェーブのほうれい線への効果を正しく理解するには、 まず自分のほうれい線がどのタイプに近いのかから確認することをおすすめします。

ほうれい線が深いからといって、必ずしもソフウェーブが必要なわけではありません

ほうれい線は、単に肌の表面にできた一本の線として考えることはできません。

肌のハリが落ちて折り目が深くなることもあれば、頬の周りの組織が下に移動して溝がよりくっきりすることもあります。顔のボリュームの変化や解剖学的構造も、ほうれい線の見え方に影響します。

この違いを見分けることが重要なのは、ソフウェーブが主に 真皮層に超音波エネルギーを届け、肌のコラーゲンのリモデリングとハリの改善を促す方式だからです。現在のFDA承認範囲にも顔のしわ・小じわの改善が含まれていますが、深い構造的なたるみや失われたボリュームを直接補う施術ではありません。

そのため、ほうれい線が見えるという理由だけで、ソフウェーブが必ず正解だとは言えません。

ソフウェーブがほうれい線に作用する仕組み

ソフウェーブは、一般的な集束超音波とは少し異なる方法でエネルギーを届けます。

SUPERB™技術により、約 1.5mmを中心とする真皮層に平行な超音波ビームを照射し、その部位に熱刺激を与えて肌の再構築プロセスを促します。ビブトンの既存のコラムでも、ソフウェーブは真皮の特定の深さに熱刺激を届け、その後コラーゲンと弾性線維のリモデリングが進む方式だと説明しています。

こうした特性から、ほうれい線においても 肌そのもののハリの低下と表面のしわが一緒に見られる場合には、ソフウェーブを検討できます。

ただし、ほうれい線の奥の構造を直接補ったり、たるんだ組織を手術のように引き上げたりする方式ではありません。

つまり、 肌のハリが失われてほうれい線が深くなった場合とと ボリュームやより深い組織の変化によってほうれい線が目立つ場合を、同じように考えてはいけません。

実際の研究で、ほうれい線の変化は確認された?

この点はかなり重要です。

2023年にJournal of Cosmetic Dermatologyに発表された研究では、36人を対象に1.5mmの深さに高強度平行ビーム超音波を照射した後、顔の下半分のほうれい線とマリオネットラインの変化を観察しました。

研究では、施術前と比べて 1か月と3か月の時点で、ほうれい線のくぼみの体積が有意に減少し、1か月の時点から60%以上の参加者に改善が観察されました。

ここで大切なのは、 ソフウェーブを受けてすぐにほうれい線がなくなるわけではないという点です。

研究でも、1か月と3か月という期間を置いて変化を評価しています。これは、施術直後の突っ張り感や肌表面の変化だけで最終的な効果を判断するのではなく、その後の肌の変化の過程もあわせて見るべきだという意味だと理解できます。

では、なぜほうれい線が改善する人と、あまり変わらない人がいるの?

ほうれい線の原因は一つではないためです。

例えば、鏡を見たときにほうれい線そのものよりも 頬の下側の肌がたるんで影ができているタイプであれば、ソフウェーブだけでは期待するほど変わらないことがあります。

反対に、肌が薄くなりハリが落ちて、笑っていなくても浅いしわが残るタイプであれば、肌そのもののハリを改善するアプローチのほうが合っている可能性があります。

そのため診察室では、ほうれい線の深さだけを見るのではなく、普段から線が見えるのか、笑ったときだけ深くなるのか、頬のたるみも伴っているのか、肌そのものが薄くハリが落ちているのか、ボリュームの減少も伴っているのか、などをあわせて確認します。

同じほうれい線でも、原因が異なれば施術の選択も変わります。

ソフウェーブでほうれい線を完全になくせる?

ここでは、期待値を現実的に設定することが大切です。

ソフウェーブは肌のハリとしわを改善する非侵襲的な治療ですが、すでに深く刻まれたほうれい線の溝を完全に消す施術とは言えません。

特に、ほうれい線が肌の問題だけでなく、ボリュームや顔の中央部の構造、深い組織のたるみと一緒に現れている場合は、ソフウェーブだけでは望むレベルの変化が得られないことがあります。

実際、ソフウェーブの公式な承認範囲も、顔の線やしわの改善、眉やあご下・首のたるんだ組織のリフティングなどに焦点が当てられています。 失われた顔のボリュームを直接補う治療ではないという点を理解したうえでアプローチすることをおすすめします。

ほうれい線が気になってソフウェーブを検討しているなら

むしろ、次のような場合は一度検討してみる価値があります。

普段からほうれい線周りの肌が薄く小じわが目立つ場合や、頬や口元周りの肌のハリが以前より落ちたと感じる場合です。

このときは、ほうれい線だけを消すという考え方よりも、 ほうれい線周りの肌のハリと表面の状態をあわせて改善する方向でアプローチするほうが現実的です。

反対に、ほうれい線が深く刻まれていてボリュームが不足して見える場合や、頬のたるみがはっきり伴っている場合は、他の治療法もあわせて比較することをおすすめします。

最近では、ほうれい線の原因を肌そのものによるタイプと、ボリューム・構造的なタイプに分けて治療法を説明するアプローチも用いられています。

ソフウェーブを受けてもほうれい線がすぐに変わらなくても大丈夫?

これもカウンセリングでよく寄せられる質問です。

ソフウェーブは肌に熱刺激を届けた後、時間とともに肌のリモデリングが続く方式のため、施術直後の顔だけを見て効果を判断することは困難です。ビブトンの既存のソフウェーブコラムでも、施術後数週間から数か月かけて肌のハリやしわの変化を観察するのが適切だと説明しています。

実際のほうれい線の研究でも、1か月と3か月の時点で変化を評価しています。そのため、施術直後に「ほうれい線がそのままなのでは?」と考えるよりも、 適切な期間を置いて肌の状態を改めて比較するプロセスが必要です。

ほうれい線には、ソフウェーブとウルセラのどちらが合う?

この質問もよく受けます。

どちらも超音波を利用しますが、同じ方式の機器と考えてはいけません。

ソフウェーブは約1.5mmを中心とする真皮層に平行ビーム状のエネルギーを届けるのに対し、ウルセラ系のマイクロフォーカス超音波は複数の深さに焦点を結ぶ方式です。そのため、単にどちらの機器が「より強い」かで比べるよりも、 ほうれい線がどのような原因でできたのかをまず確認することをおすすめします。

肌そのもののハリの低下や小じわが中心であれば真皮層を対象とするソフウェーブを検討でき、より深い組織のたるみが主な問題であれば、他のリフティングのアプローチもあわせて検討できます。

ビブトンの既存のコラムでソフウェーブとウルセラの作用の深さや違いを詳しく説明していますので、あわせてご覧いただくと施術選びの理解に役立ちます。

→ ソフウェーブ、私の肌にはおすすめ? それともおすすめしない?

ほうれい線は「深さ」より「なぜできたのか」をまず見る必要があります

ほうれい線が気になるからといって、しわの深さだけを確認して施術を決めると、物足りない結果になることがあります。

同じ30代のほうれい線でも、肌のハリの低下が中心の場合、頬のたるみが中心の場合、ボリュームの変化がより大きく影響している場合で、アプローチが変わるためです。

ソフウェーブは 真皮のハリとしわの改善を目指す機器のため、肌そのものの変化がほうれい線に大きく関わっている場合は、良い選択肢になり得ます。反対に、深い構造的変化が主な原因であれば、他の治療と比較するプロセスが必要です。

そのため、ほうれい線が悩みなら「ソフウェーブはほうれい線に効果がありますか?」よりも

「私のほうれい線は肌のハリの低下によるものなのか、たるみやボリュームの変化のほうが大きいのか」をまず確認することをおすすめします。

ソフウェーブのほうれい線への効果を期待するなら、結局大切なのは施術の名前よりも、 自分のほうれい線がどのような原因でできたのか、そして肌のどの部分を改善すべきなのかを正確に見分けることです。

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